イベント
第四回横浜シドモア桜祭り
2022年、日米桜交流110周年を記念して、ワシントンD.C.の全米桜祭りのような街全体の市内の色々な場所で様々なイベントが行われるさくら祭りを既存の桜イベントと連携し始めました。今年は第四回目となります。1912年に横浜港から船出した3000本の桜が、日本から贈られ、米国首都ワシントンに植樹されてから今年で113年となります。今では米最大の桜の名所となり、毎年3月から4月にかけて3週間にわたり、全米桜祭りが開かれ、全米から多くの人が日米友好の象徴とされている桜を見に来ます。この植樹を発案し、実現に尽力したのが、アメリカ人女性ジャーナリストのエリザ・R・シドモア女史です。シドモア女史が明治時代、外交官だった兄の住む山手に滞在し、3年にわたり日本中を人力車で旅し、日本の文化、とりわけ桜を愛し、帰国後は日本の素晴らしい桜並木をワシントンに実現し、今も兄と母と共に山手外国人墓地に眠っていることはあまり知られていません。横浜と関わりの深いシドモア女史とワシントンの桜の歴史を多くの方に知って頂ければと思います。